【地域交流研究センター】都留地域教材プロジェクト(仮称)始動しました
更新日:2021年5月11日
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都留地域教材プロジェクト(仮称)始動しました!
地域交流研究センターと教職支援センターによる共同プロジェクトです。正式名称はまだ決まっておりません。
1.目的
- 地域貢献的視点 公立大学としての特性を生かした、地域に根付いた教育、専門知識を地域の生活に生かすことのできる主体的な人材の育成
世界的に大きな視野で物を考えつつ、地域視点で行動できるグローカルと内発的展開 - 大学教育的視点 仲間と共に未来を切り開く市民としての主体的力量の育成。高い業績や成果につながるコンピテンシーベースの学習
2.参加者メンバー
- 教員(地域交流研究センター、教職支援センターに関わる教員を中心に)
- 大学院生・学生(このプロジェクトに関心のある本学学生はどなたでも)
- 地域の教員(小中高など)
- その他(このプロジェクトの趣旨に賛同する方)
3.研究テーマ
今回の研究テーマは【甲斐絹】
- 地域における経済の視点から、産業の視点から、文化的視点から研究
- 養蚕・絹織物を支える自然的・地理的条件からの研究
- 日本と世界の歴史に果たしてきた郡内、都留市の役割、日本における資本の根源的蓄積
- 郡内・都留市の進取の気性への注目など
甲斐絹とは?
江戸時代の郡内は、農業に適している土地ではなかったことから、農業を補う副業として養蚕をし機織りが始まった。郡内地域で作られた織物に「色織郡内(いろおりぐんない)」という種類の織物があった。その織物は海外から輸入(南蛮貿易によりもたらされた絹織物)「海気(かいき)」という織物に似ており、「郡内海気(ぐんないかいき)」と呼ばれるようになる。その後、全国に「郡内海気(ぐんないかいき)」を広めるため、甲斐の国で作られた絹織物の意味と産地の認知度を高めるため、「甲斐絹」という表記に変わった。
※郡内地域とは山梨県の東側に位置している地域をいう。(富士吉田市、西桂町、都留市、大月市、上野原市など)
4月27日(火曜日)、5月11日(火曜日)開催の様子
5月11日(火曜日)
4月27日(火曜日)