公立大学法人 都留文科大学

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Tsuru副専攻プログラム

都留文科大学Tsuru副専攻プログラムの目的・概要

更新日:2023年11月14日 ページ番号:0010224

※令和6年4月以降入学生用

 

【目的】

 副専攻プログラムは、各学部の学科で学ぶ主専攻となる専門領域だけでなく、学部・学科を越えて興味・関心のある分野を学ぶことを主たる目的とします。

 

【概要】

Tsuru副専攻プログラム​
名称 概要 到達目標 対象者
デジタルシティズンシッププログラム​

本プログラムは、全学共通副専攻として、共通教育センターが中心となって設置する科目群から構成されています。主な科目の内容は以下の通りです。

デジタルシティズンシップ入門で基本、入門科目として高校の情報科目の内容を振り返りながら基礎的なスキル、知識を再確認します。またデータサイエンスと社会の関係を知る→この時点でスキルが足りない場合には講習会などを案内する。データサイエンス(プログラミング)、データサイエンス(リテラシー)、データサイエンス(応用)を発展科目として、データサイエンスの技術や応用、社会的な課題について展開します。

データサイエンス演習Ⅰ及びデータサイエンス演習Ⅱは少人数の演習として学生の問題意識をもって探究していく科目です。

これらの科目群を履修することにより、情報スキルを基本として、さまざまな場面で情報を共有することで、社会の意思決定などに積極的に寄与する学生を育てることを目的とします。

・社会や課題、構造の複雑さを認識し、情報共有や利用を適切におこなうことができる知識、スキルを身につける。

・さまざまな世代、背景、考えを持つ人たちと、協調しながら社会課題の解決に向かうために、相手を意識した情報共有のための知識、スキルを身につける。

・情報が国際的に流通することを意識して、社会の制度に沿った利用をするための知識、スキルを身につける。

文学部及び教養学部の学生
フィールド・ミュージアム研究プログラム

 本プログラムは、全学共通副専攻として、地域交流研究センターを主体として開講する副専攻プログラムです。「フィールド・ミュージアム」は大学キャンパスとその周辺地域を「フィールド」とし、そこで見出される自然、歴史、文化、交流、活動などの情報資源を参加、分析、発信するプロセスの中から、地域を理解するとはどういうことなのか、理解のためのさまざまな方法、新しい交流や活動を作るためのスキルを身につけることで、卒業後に居住する地域理解や地域活性化に関する実践知を獲得することを目指すプログラムです。受講者が、「地域」についての複合的な知識を身につけ、積極的な提案や活動への参加、柔軟な発想力や応力をもって意欲的に取り組むことを期待します。

・居住する地域について多様な視点と理解するための方法を取得する。

・地域での多世代、さまざまな特性を持つ人たちとの交流、活動を企画、運営する技術、方法を身につける。

・都留文科大学がある富士東部地域についてのさまざまな知識を得る。

​文学部及び教養学部の学生
ジェンダー研究プログラム

ジェンダー研究とは、人文社会諸科学を中心に、性と性別をめぐる現行の秩序を問い直し、新たな知を創造する学問群を指します。ジェンダー研究プログラムは、さまざまな学問領域の連携によって、私たちだれもが人間らしく生きていくために必要な「知と技能」をともに学び合うとともに、人間の尊厳を基調とした《新しい世界》をつくり出していくための「問い」を発見していくプログラムです。本プログラムの所定の科目を修得することでジェンダー研究プログラムの修了証明書を取得することができます。

・教育や文化、社会、歴史、思想、経済、開発、法律、政治など幅広い領域とジェンダーの関連についての知識を獲得すること。

・ジェンダー研究の基礎的な知識を深め、自身が所属する学科の専門分野と付き合わせながら、社会的な課題としての問いを提示できること。

・さまざまな世代や背景、価値観を持つ人たちとの関係の中で協調しながら、発見された問い/社会的な課題の解決に向けた調査研究、分析、考察ができるようになること。

文学部及び教養学部の学生 
環境ESDプログラム

ESD(Education for Sustainable Development)とは、持続可能な発展のための教育。環境ESDプログラムでは、環境に配慮した持続可能な社会の構築のために、各種の環境分野で活躍できる人材の育成を目的としています。本プログラムの所定の講習・科目・実習を履修することで、全国体験活動指導者認定委員会が発行する自然体験活動指導者の資格も取得できます。

自然環境教育コース:学校や地域で自然環境教育をおこなう際に必要な基礎知識、基本的な考え方、基礎的な技術等を修得します。

環境マネジメントコース:企業や公務等で環境対策をおこなう際に必要な基礎知識や基本的な考え方等を修得します。

ナチュラルライフコース:自然環境に調和的・共生的なライフスタイルを選択・実践するための基礎知識や考え方等を修得します。

文学部及び教養学部の学生 
日本体感プログラム

本プログラムは、文学部副専攻として開講する学科横断のテーマ型プログラムです。学生たちが多様な言語、多様な方法で「日本」を捉え直す機会として、文学部の学問を横断的に学修し、言語能力を高めつつ、比較と総合によって自らの立脚地を固めることを目指します。受講者が「日本」や「日本文化」を味わい、多角的な発信力を身につけることが期待されます。富士山を知り、京都を味わい、日本文化について学んだことを英語で表現するといったマルチカルチュラルな実践的学習体験を提案します。

・日本について文化、思想、歴史など多様な方向からの切り口で知見を深める。

・日本の文化事象について、他学科の学生や留学生と交流しながら、日本語や英語で発信する力を磨く。

・日本を外側から見る視点によって、学生一人一人がこの世界の中の自分自身を見つめ直す。

文学部及び教養学部の学生
国文学科キャリアデザインプログラム

本プログラムは、国文学科において、一般企業や公務員を目指す学生(教職課程を目指していない学生)にとって、卒業後の進路を見据えた履修の指針となるプログラムです。国文学の専門的な知識・技能を身につけた学生たちが、その能力を実社会に存分に活かせるよう、そして現代社会を牽引するべく、視野を広げ、意識を高めることを目指しています。

・現代社会や世界について知り、問題点を見抜く能力を高める。

・日本の文化事象について、日本語や英語で発信する力を磨く。

・自らが修める学問と実社会の接点を探り、自らのキャリアについてその意義を自分のことばで語れるようになる。

文学部国文学科の学生
英文学科グローバルキャリアプログラム

本プログラムでは、主体的に英語を学ぶ可能性を広げ、深めていく授業を通して、高度な英語コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身に付けられます。同時に、企業社会のあり方やホスピタリティなど、将来のキャリアに直結する知識を得られ、社会人として必要とされる能力も高めていきます。また、グローバル化していく世界に向けて日本のことについて発信していくための基礎知識も修得します。

ディベート、英会話、英語劇などの英文学科公認英語サークルの活動も活かし、授業内外で英語力向上を図り、卒業までに英検1級、TOEIC850 点、TOEFL (IBT) 100 点以上のスコアを目指します。また、留学(短期、長期、英語圏事情研修)やインターンシップへの積極的な参加も奨励しています。

【キャリアデザイン力】グローバルな視座から将来のキャリアを見据え、大学4年間の学びを自らデザインしていく力を身に付ける。

【コミュニケーション力・発信力】情報を整理し、自分のアイデア、想いを積極的、かつ的確に伝えられる発信力を培う。

【高度な英語力】授業内外の学び、留学経験を通して、ビジネスや教育などの現場で即戦力となれる英語力を身に付ける。

文学部英文学科の学生
国際開発・協力プログラム

本プログラムは、教養学部が提供するプログラムです。大都市圏の大学に集中しがちな国際協力の学びを都留で提供し、その知を身につけた人材を都留から輩出することを目標とします。

自国ないしは欧米中心主義的な発想と政策が息を吹き返すなかで、グローバル・サウスの視点から政治経済、社会や文化の不平等を固定化する国際社会の構造や動態を理解するとともに、多文化共生に根ざした国際協力のあり方や平和構築・開発支援への関わり方を模索するプログラムです。受講者がグローバル・サウスを中心とした国際開発/国際協力についての生きた知識を身につけ、意欲的に取り組むことを期待します。

国際関係論やグローバリゼーション研究について、途上国の開発または紛争・平和構築の視点から理解し、専門的な知識を習得する。

教養学部の学生
TSURU-STEAMプログラム

本プログラムは、教養学部学校教育学科が提供するプログラムです。教科横断的で主体的・対話的な深い学び、課題解決型・探究型の学習活動のあり方を、「こども探究広場」を通して実践的・実験的に研究するプログラムです。

1)教科横断的・課題解決型・探究型学習のための教材研究や、主体的・対話的で深い学びを実現するための支援方法の研究をおこないます。

2)子どもたちの主体的な学びを支援するための方法論・技術を学びます。

3)地域の子どもたちが自分の興味に応じて探究・学習する「こども探究広場」において、子どもたちの活動や学習支援をおこないます。

受講者には、教科横断的・課題解決型の実践・活動を展開するための強い意思と主体性および行動力を有することが望まれます。

教科横断的・主体的・対話的で深い学び、課題解決型、探究型学習を実践するための基礎を身に付ける。

文学部及び教養学部の学生
国際日本研究プログラム

本プログラムは、「日本」を相対化して批判的に捉え直す機会として日本研究を学修し、比較と総合によって自らの立脚地を固めることを目指す学際プログラムです。受講者が「日本文化と社会」「世界の中の日本」に関わる多角的な知識理論、学術的分析方法、思考力を、二言語で身につけることが期待されます。

・日本について、文化や社会など多様な方向から知見を深める。

・日本の文化、社会を学術的に分析できる能力を身に着ける。

・日本を内外から見る視点で再考し、学生一人ひとりがこの世界の中の自分自身を見つめ直す。

文学部及び教養学部の学生