公立大学法人 都留文科大学

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大学院 文学研究科

研究施設・制度

更新日:2021年12月10日 ページ番号:0000072

研究施設・制度についての案内です。

附属図書館

都留文科大学附属図書館は、21世紀を担うに相応しい人材育成のため、大学における学習・研究機関の中枢として存在し、学部学生・大学院生、教職員で構成される学内利用者の学習・教育・研究活動の支援や、知的活動のために集い、交流し、憩える空間を創出しています。また、都留市民等の学外利用者への利用環境をも提供しています。

蔵書数は、2021年3月31日現在で407,079冊、そのうち図書館収蔵数は約339,978冊、教員研究室・学科図書室、大学院生室等には約67,101冊で、県内でも有数の蔵書量を誇っています。
建物は、地上4階建て、延べ床面積4,553m²、蔵書収容能力は46万冊となります。
館内の構成として、1階は保存エリアで集密書架が設置され、主には全集類、雑誌、新聞のバックナンバー、地図類等が配置されています。2階は図書館利用者の多用な知的活動のための場となり得るようオープンエリア【ラーニングコモンズ】として、読書・情報検索・視聴覚資料・新聞閲覧・談話のための様々なコーナーが配置されています。また本学図書館の特色ある蔵書群としての、全国都道府県市誌がこのエリアに配置されています。このほか平成23年度に絵本・児童図書コーナーが新設されました。小学校、中学校の国語科教科書に紹介されている絵本・児童書を学年ごと、出版社ごとに配置しています。また、英語教育のための外国の絵本、児童書も配置しています。3階・4階は、図書館の主たる機能である学習エリアです。本学の広範囲な研究領域に沿って図書館資料を二つのテーマに分け、3階には、〔社会科学・歴史・地理・自然科学・工学・産業〕領域、4階には〔哲学・心理学・教育学・芸術・言語学・文学〕領域の図書、雑誌を配置し、領域ごとに雑誌から辞典類、図書までが、利用者の学習・研究活動を支援するに相応しい配置となっています。特に3階レファレンスカウンターにおいては、利用者の学習・研究のための調査・相談サービスをはじめとして、オンラインデータ・ベースサービスの紹介、本学と他大学(他機関)間との相互協力サービスを行い、学術研究の窓口となっています。また外国語雑誌のオンラインジャーナル(ProQuest社<ProQuest Central>)は、館内利用のほか学内設置の端末であれば自由に主要な論文記事の検索と閲覧が可能です。また、大学院生の研究に応じた図書購入費が予算化されており、より高度かつ専門的な研究の用に供しております。

パソコンコーナーの画像
​パソコンコーナー

総合カウンターの画像
​総合カウンター

情報センター

本学では、各棟にLAN配線の整備を行い、ほとんどの場所でインターネットに接続できる環境が整備されています。また、構内で無線LANに接続できる環境も整備しており、さらに大学院生は、院生研究室で自分のパソコンをLANに接続することが可能となっています。(但し、情報センターに申請が必要)また出力環境として、オンデマンドプリンターを学内9か所、13台設置しており、学内どこからでも印刷をおこなうことが可能です。
情報教育教室においては、1107教室・2102教室・2202教室・2401教室・2402教室・25WS教室・キャリア支援センター・プリンタ室・附属図書館にパソコンが整備され、Microsoft Office、画像処理、統計解析、マルチメディアなど各種ソフトウェアを揃えています。附属図書館に設置されているパソコンは、開館中(講義期間中は土日含め9時00分~21時00分)は自由に利用することができ、1107教室においては平日の18時00分~21時00分まで自由に利用することができます。
このように、情報センターでは学内ネットワークシステムや情報教育教室システムの管理・運用を行っており、定期的にシステムの更新を行い学生サービスの向上を図っています。

院生室

本大学院では、院生が授業・研究に十分専心できるよう、その環境整備に努めています。専攻ごとに院生のための専用研究室が設けられ、そこでは個人用の机も用意されるなど修学上での便宜が図られています。さらに、各専攻に専用の図書室があり、基本的な図書や雑誌の収集が行われています。

長期履修学生制度について

本大学院では、2007年度入学者から長期履修学生制度を導入しました。
この制度は、2002年3月28日から施行された大学院設置基準の一部改正により、「大学の定めるところにより、学生が、職業を有している等の事情により、標準修業年限を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を修了することを希望する旨を申し出たときは、その計画的な履修を認めることができる」とされ、この制度の適用者の授業料は、3年又は4年の長期履修であっても2年分となります。
大学院では申請に基づいて審査し、修業年限を超えた在学をあらかじめ認め、計画的に課程を修了することにより学位の取得を可能にします。

ティーチング・アシスタント制度について

2001年度より大学院生を対象にしてティーチング・アシスタント制度を導入しました。ティーチング・アシスタントとは、本学においては学部の授業効果を上げるための教育補助的な仕事に携わる人を言います。ティーチング・アシスタントの仕事をすることにより、在学中に教育経験を積み、教育の基本姿勢を学ぶことができます。さらに仕事に対して手当が支給されるので、研究条件の改善を図ることも可能です。

リサーチ・アシスタント制度について

2011年度よりリサーチ・アシスタント制度を導入しました。この制度は、大学院における研究プロジェクト等の活動に必要な専門知識を備え、補助業務を行える大学院生を、リサーチ・アシスタントとして任用するものです。任用された大学院生には、リサーチ・アシスタントとして研究能力を高めることが期待されています。またその業務に対しては謝礼が支給されます。

授業料減免制度及び奨学金

大学院生が研究に専念できるよう経済的な面で援助できる支援制度として、授業料免除と奨学金の制度があります。
授業料減免制度は、経済的理由により授業料の納付が困難でかつ学業成績が優秀と認められた者に対して、各学期分の授業料の全額または半額を免除する制度ですが、1年次後期授業料から対象となり、毎年度、大学院生の中からも全半額免除者が数名認められています。奨学金に関しては、日本学生支援機構の大学院奨学生推薦・選考基準・実施要領に基づいて、毎年、第一種奨学生(無利息の奨学金貸与)と第二種奨学生(利息付の奨学金貸与)が大学院生の申込者の中から採用されています。

社会人・現職教員の受け入れ

国文学専攻、英語英米文学専攻、臨床教育実践学専攻では、社会人のための特別入試も行っており、昼間仕事をもつ人のために修学しやすいよう夜間開講の授業も行っています。さらに現職教員のためのリカレントについても積極的に受け入れており、これまで本学出身者のみならず他大学出身者にもその利用者が少なくありません。こうした制度の入試については一般入試とは違った形で行われていますので、詳細については募集要項を参照してください。

留学

本学では、海外大学と交換留学協定を結んでいます。TOEFL、GRE(Graduate Record Examination)などの所定の条件を満たす本学の院生は、年間数名(学部生と合わせて)カリフォルニア大学の大学院で1年間学ぶことができます。

大学院海外研修奨学金制度について

2015年度より大学院生が海外短期研修、協定校短期語学研修、海外の学会・セミナーへの参加・発表、または海外での調査を行うことを奨励するために大学院海外研修奨学金が設置されました。費用の50パーセント以内(上限50万円以内)の補助を受けることができます。

海外からの留学生

本大学院では、海外からの留学生を積極的に受け入れたいと考えています。異なる文化を背景にした人々が共に学び、研鑽を積むことは、互いの視野を広め、学問研究を深めるのに大いに寄与しています。