公立大学法人 都留文科大学

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国文学科

教員紹介 

更新日:2023年4月1日 ページ番号:0000094

  

国文学科の専任教員を紹介します。

各教員名をクリックすると研究領域等の情報が表示されます(すべて別ウインドウで開きます)

教員一覧

教員一人ひとりに研究テーマや最近感動したことを質問してみました。

  1. 研究テーマ
  2. ゼミまたは研究内容の紹介
  3. 著書、論文、業績等
教員名 質問への回答
小村 宏史 准教授 ❶わが国古代における神話的言説の研究
❷文献上の神話的言説について、伝承のもつ力、当時の社会状況、共有された思想基盤などを視野にいれ、読み解いています。
❸著書『古代神話の研究』(新典社、2011年)、第39回早稲田大学国文学会窪田空穂賞
加藤 敦子 教授 ❶近世演劇(歌舞伎・浄瑠璃に現れる異界、近現代における受容)
❷自分自身の研究でもゼミでも、当時の人々の思想や想像力と文学作品の相互関係を作品から読み解くことを目指しています。
❸『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』(編著)、「狐女房に見る異界-二人の葛の葉が出会うこと-」など
加藤 浩司 教授<外部リンク> ​❶古代日本語の文法・語彙・文体と国語史文献資料の研究
❷鎌倉時代初期和訳と伝えられる「仮名貞観政要」という文献資料をゼミ生と共に楽しく?読んでいます。
❸『キ・ケリの研究』(和泉書院、1998年)、『仮名貞観政要梵舜本の翻刻と研究』(和泉書院、2019年)など
佐藤 明浩 教授<外部リンク> ​❶中世の歌集・歌書についての実証的研究
❷『百人一首』とその注釈など、作品を取り上げ、詳細に読解しています。多様なジャンルの研究の実例についても共に学びます。
❸『院政期和歌文学の基層と周縁』(和泉書院、2020年)
田中 均 特任教授 ❶国語教育、教員養成スタンダードの開発研究
❷中学・高等学校の国語科教科書の分析と学習科学を基礎にした教科指導法の統合を図り学校での実践に寄与する研究を行っています。
❸『自ら読み深める力を育てる文学的文章教材の指導の研究ー個に応じた指導を目指す学習の構造化の工夫ー』、『「学習の接続」から考える高大接続の教育効果ーSSH研究指定校卒業生調査からー』ほか
寺門 日出男 教授<外部リンク> ​❶漢代儒教思想史および日本近世儒学史
❷ゼミでは、滝川亀太郎『史記会注考証』を読んで、漢文による注釈の読解力をつけられるようにしています。
❸新釈漢文大系『史記(十表 一)』・新釈漢文大系『史記(十表 二)』・『増補改訂版懐徳堂事典』
長瀬 由美 教授<外部リンク> ​❶平安時代のかな文学と平安朝漢詩文の研究
❷平安時代の人々が中国文学を深く受けとめ、そのうえで独自の文学を発展させていった様相を追っています。
❸『源氏物語と平安朝漢文学』(勉誠出版、2019年、第21回紫式部学術賞受賞)等
野口 哲也 教授<外部リンク> ❶泉鏡花を中心に、明治~大正期の日本近代文学
❷幻想文学だけでなく、ゼミではリアリズム派やシュールレアリスム派の学生も負けずに熱く議論しています。
❸吉田良・野口哲也編『鏡花人形 文豪 泉鏡花+球体関節人形』(河出書房新社、2018年)ほか
野中 潤 教授<外部リンク> ​❶教育Ictが国語科教育および学校教育にもたらす可能性
❷Google for Educationやロイロノートなどで〈遊ぶ×学ぶ〉ゼミ。動く力と楽しむ力を大事にしています。
❸『Ictで変える国語授業―基礎スキル&活用ガイドブック』『Ictで変える国語授業2―応用スキル&実践事例集』ほか
早野 慎吾 教授<外部リンク> ❶言語学、表現論(感情表現、宣伝広告、マンガ技法など)
❷AIによる感情表現の解析と人工感情の開発、ギャンブル障害の言語心理学的研究。
​❸The study of differences by region and type of gambling on the degree of gambling addiction in Japan. Scientific Reports. Nature.Com, 2021ほか
古川 裕佳 教授<外部リンク> ❶日本近代文学。明治末から昭和戦後の小説作品を中心に研究
❷明治、大正、昭和を通じて活動した志賀直哉の作品を研究しており、ゼミでは犯罪やジェンダーなどさまざまな切り口で小説を読んでいます。
❸単著『志賀直哉の〈家庭〉 女中・不良・主婦』(森話社、2011年)、共著『大学生のための文学トレーニング 近代編』(三省堂、2012年)
吉田 恵理 准教授<外部リンク> ❶日本の近現代詩、特に中原中也を中心とする近代詩の研究
❷ゼミでは詩はもちろん、ジャンルを問わず学生が自ら選んだ近現代の作品を対象とし、文学研究の方法そのものを探究する。
❸論文「屍と詩―辺見庸『眼の海―わたしの死者たちに』」、「〈嗤い〉と〈誠実〉の詩学―中原中也の〈ユーモア〉について」等