公立大学法人 都留文科大学

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英文学科

研究室 & ゼミ紹介(英文学科)

更新日:2021年3月27日 ページ番号:0005065

授業風景

エラーは先に進んでいることの証明。
失敗を恐れず、楽しんで前に進んでほしい。

三浦 幸子 先生
三浦 幸子 先生

 私のゼミでは、「自律学習の促進」「思考の過程を意識した活動と意味のあるやり取り(インタラクション)」「言語・文化と相互理解のためのコミュニケーション力」をテーマにして、英語教育、教室内第二言語習得、言語と文化に関わる諸問題等について、基本的な理論と実践への応用について学んでいます。  私は学生の皆さんに苦境や困難にあっても負けない力、力強さ、柔軟性を身につけてほしい、そうした力こそが、これから出ていく厳しい社会を生き抜いていく力になると思っています。そのために、できるだけ学生自身に選択させることを心がけています。例えばテキストの中からどのテーマを選んで探究するかということについても、自分たちでやりたいテーマを選び、一人でやるのか、グループでやるのか、ということも学生たちが自分で決めます。自分で判断し、自分で計画し、自分で責任を持ってやっていく、ということを繰り返します。もちろん失敗することもあります。失敗してもいいんです。授業でもよく言うんですが、エラーは進歩・発達していく段階の証明、先に進んでいることの証明です。失敗も楽しんで、次はもう少しここをがんばろう、と進んでいくことが何よりも重要です。

  私のゼミでは縦のつながりをとても重視しています。3年生と4年生の交流はもちろんですが、複数年度にわたる卒業生同士の交流もあり、卒業してから改めてつながりを持つことも少なくありません。都留文科大学には全国から学生が集まり、また卒業生も全国で活躍しています。同じ大学で学んだ全国にいる同窓生とつながりを持つことは、必ずそれぞれの大きな支えになると信じています。