公立大学法人 都留文科大学

Think Globally, Act Locally

学長声明 ロシアのウクライナ侵攻について

更新日:2022年3月9日 ページ番号:0006698

学長声明 ロシアのウクライナ侵攻について​​

 

 この度のロシアのウクライナ侵攻に抗議します。

 都留文科大学は、「地域に根差し、世界に羽ばたく」「Think globally, act locally」をスローガンに掲げ、交換留学制度等により多数の学生を海外の大学に送り出し、それらの大学からの留学生を受け入れています。また、次代を担う子どもたちを育てる教員養成にも注力しております。この二点において、平和と共生・寛容、尊厳と自由・人権は、尊重され維持されるべき基本的価値であると考えています。この度のウクライナ侵攻は、これらの基本的価値を蹂躙するものであり、座視するわけにはいきません。

 ロシアの軍事侵攻は、国連憲章に反し、ウクライナの主権を侵害し、同国の人びとの平和な日常を破壊し、生命を奪い、甚大な被害と困難と悲哀をもたらす暴挙であり、けっして容認できることではありません。ロシア(ソヴィエト連邦)は国連憲章制定時からの常任理事国であり、同国には国連憲章の精神と規定を尊重し遵守する責任があります。

 ウクライナに平和な日常が速やかに回復されることを願い、平和的解決に向けて両国および関係各国の指導者の誠実かつ賢明な判断・対応を切望します。

 

2022年3月9日
都留文科大学 学長 藤田英典