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在学中だけでなく、卒業後の10年間を重点的にサポート
本学は学校教育学科だけでなく、その他の学科でも、教員を志望する学生が多く、大学としてもその支援に力を入れています。本学の教員養成の特徴のひとつは、授業で学んだことを実際の教育現場で確かめ、また授業で深める実践的なプログラムです。さらに教員を目指すうえでの不安や悩みを気軽に相談できる場や、教員を目指す仲間同士で学びを深め合う場など、さまざまなサポートの場を用意しています。そしてもうひとつの特徴的な活動が卒業後の支援。教員になってから中途退職をする方の約半数が10年以内に退職されています。個別相談や交流会の実施など、教員になってからの最初の10年間を重点的にサポートしています。
教職支援センター長
鳥原 正敏 教授
教職支援センターは、不安や悩みを受け止め、現場力を養成し、教員への成長を支援。
大学生活を通して地域の子どもたちとふれあい、教職への現場力アップにつなげます。
地域や、小中学校との連携により、4年間を通した実習体系を整備。
地域との密接な連携のもと、教員志望の学生を対象に、教育現場に携わる機会を多く設けています。学生は、1~2年次に地域の子育て活動や放課後児童クラブなどを経験し、その後3年次から、都留市内の小中学校や高校で児童生徒の学習支援に携わるSAT活動が始まります。また、「教師力養成講座」や課外での「学びの広場」などを開催し、現場での活動を確かな学びとし、力へと発展させていきます。
学生に寄り添い、現場で輝ける教員へと導きます。
一人ひとりの心に寄り添う、「個別相談」と「教職支援交流会」
教員志望学生の悩みは、「自分は教員に向いているのか」「小・中どちらの先生になるべきか」など独特です。SATや教育実習を前に不安になる学生も多くいます。本センターには、豊かな教員経験を持つ相談員が常駐し、具体的な悩みから漠然とした不安まで幅広く受け止めています。また、相談員が全国を回り、卒業生を対象とした「教職支援交流会」を開催しています。実際に教員として勤務するなかで生じた悩みや不安を聞き、解消できるよう導くとともに、同期や先輩とのつながりも作れるよう支援しています。