公立大学法人 都留文科大学

Think Globally, Act Locally

大学紹介

都留文科大学3ポリシー

更新日:2023年9月1日 ページ番号:0000334

都留文科大学の教育目的と3ポリシーをご紹介します

令和6年度以降に入学される方

令和5年度以前に入学された方(令和6年度編入学を含む)

令和6年度以降に入学される方の都留文科大学の教育目的と3ポリシー

都留文科大学学部の教育の目的

都留文科大学「理念・憲章」の意味を深く理解し、地域と社会、世界に対して創造的に貢献し、自らの人生を切り拓くために、生涯にわたって学び、探究し続ける人を育て、支援することを本学の教育の目的とします。

都留文科大学学部のディプロマポリシー

本学において学位を授与するに当たっては、下記の能力・素養を学生に求めます。

1  課題発見・問題解決に向かう知性
地域・世界、文化、そして自らが直面している課題を、人文学と社会科学が開拓してきた知見と思慮、さらに自然科学や情報学等の教養を活用することで認識し、ことばによって説明し、解決に向かうことのできる知性を有する。

2  他者と連携・協働するための素養
​適切なコミュニケーションを通して多様な他者を理解し、連携・協働するために必要な素養を有する。

3  健全な批判的精神
​既存の文化や理論、社会通念を多角的に検討し、建設的な批判と提案を行っていく精神を有する。

4  永続的な探究の姿勢
上記1から3の裏付けとなる学問を体得し、さらに生活者・実践者の観点からそれを深化し、探究し続ける姿勢を有する。

都留文科大学学部のカリキュラムポリシー

ディプロマ・ポリシーに掲げた能力・素養を形成するための教育課程の構成においては、下記を全学的な基本方針とします。

【教育課程の体系】
〇専攻する学問の深く体系的な学修
各自が専攻する分野を軸として「基礎的・入門的な内容の科目」「発展的・応用的な内容の科目」「実践的・専門的に高度な内容の科目」を学修し、集大成として「卒業論文」を完成・発表する体系的な教育課程を設定します。時代の変化の中でも基準を見失わず、かつ柔軟に対応できるようになるため、学問の本質に触れることを重視します。

〇関心に応じた広く主体的な学修とTsuru副専攻プログラム
学生の主体性を重視し、各自の専攻、学科内の科目にとどまらず、学部・学科の枠を超えた広い視野で学修することを可能とします。学部・学科を横断するTsuru副専攻プログラムを設定し、自主的な履修によって条件を満たした学生には、Tsuru副専攻プログラムの修了証を授与します。

〇免許・諸資格科目
教育職員免許をはじめとする諸資格の取得に関わる科目を体系的に配置し、所属学部・学科の方針と修得単位上限の範囲で履修することができます。なお、学校教育学科については、小学校教諭一種免許状取得に必要な単位の修得を卒業要件とします。

【教育内容・授業形態】
〇学問的な思考に習熟する演習の重視
各自が専攻する分野においては、講義形式の授業の他、演習を通した理論的な学修を重視します。演習形式の授業は、初年次教育から配置し、他者とコミュニケーションを取りながら学問的な思考をすることに習熟していきます。

〇専門を支える情報系教育
情報リテラシー、ICTの活用能力を身に付ける内容を複数の授業に配置し、各種の講習も開設することで、人文学・社会科学を中心とする各自の専門において情報系の知識・技能を駆使する方法を学べるようにします。

〇実践的学修を通した理論と実践の往還
各種フィールドワーク、実験・実習、実技、留学、インターンシップ等、実践的な場面での学修を重視し、希望するすべての学生が理論と実践の往還を通した身体知・暗黙知を形成する機会を得ることができます。

【教育課程を構成する授業科目区分】
主となる授業科目は、「教養科目」「外国語科目」を含む「全学部共通科目」、及び「学科の専門科目」「共通専門科目」「卒業論文」を含む「学科専門科目」で構成します。他に、上述した免許・諸資格に関する科目を設定しています。

学部の教育の目的

文学部

わたしたちは、長い年月にわたって、ことばによって、自己を表現し、自己と他者とをつなぐことで社会を形成してきました。また、わたしたちはことばによって芸術作品を創造し、享受してきました。ことばは、時間を超えて過去・現在・未来をつなぎ、また、空間を超えて異なる文化を生きる人同士をつなぎます。ことばを基軸とする、長い歴史をもち全世界にひろがる営みの総体が文学部の学び、探究の対象であり、これを「文」と称します。

〇「文」を知る・探る―探究の基盤となるリテラシーを培う

国文学科と英文学科とで構成される文学部では、ことばを基軸とする営み、言語文化の所産を深く理解し、その結果を適切に表す力、すなわちリテラシーを培います。リテラシーは、文学部における学び、探究の基盤となります。そればかりでなく、リテラシーは、他の学問分野における探究、また、社会生活においても基礎力となるものです。培ったリテラシーを活かし、「文」の学びをとおして各自が出会った課題にじっくり向き合い、未知のことを明らかにすべく、主体的に深く探究していきます。

〇「文」を活かす―コミュニケーション力を高め問題解決力を養う

上記の学び、探究をとおして得られた知見、経験を活かして、目の前にある、あるいは将来起こるであろう問題を解決する力を養います。そこでは、他者とつながり、連帯するためのコミュニケーション力が重要な意味をもちます。豊かなコミュニケーションを実現するために、自らの知見を相手がよく理解できるように伝える力、他から発信される情報や他者の意向を的確に捉え、受けとる力を身につけます。それは、教育の現場で学習者を励ましながら自ら学び続ける力にもつながります。また、身近な仲間、地域の人たちと協働して課題の探究に取り組むことによって、コミュニケーション力を高め、問題を解決する力を養います。

〇「文」に生きる―時空を超えて世界とつながり知的喜びを伴う学びを続ける

文学部での学び、探究の対象となるのは、文字で綴られた作品としての文学のほか、言語、芸能、演劇、映像作品、また言語教育など多岐にわたります。歴史、思想、倫理との関わり、また、ダイバーシティの観点から明らかになってくることもあります。こうした人間の営みを主体的、能動的に探究し続けることによって、人間への省察を深めつつ人として成長していきます。そもそも知的好奇心に促され、「文」の学びを始め、新たな発見をくりかえしながら探究を続けることには知的喜びが伴います。時空を超えて世界とつながる喜びを重ねる学修は、生涯にわたって学び続ける知的生活の始発となります。

教養学部

〇変化する世界の主体として生きるために、学び続け、行動する教養を育てる

変化の激しい世界において、主体的でありつつ、状況に柔軟に対応し、他者と共生していくためには、既存の職業を前提とした知識・技能を受動的に学ぶだけでは、不十分です。豊かな人生を送ることのできる平和的・民主的で持続可能な社会を実現するため、共時的・通時的な視点を持って多様な他者や文化を含む現実から学び続け、グローバルに判断し、ローカルに行動できる教養を養います。

〇多様な価値、知識、スキルに触れることで専門の意味を深く理解する教養を育てる

これからの時代の主体的な学び手は、幅広い学問分野やテーマ(文化・社会・地域・世界・自然・教育・共生・ジェンダーなど)から自らの興味や将来への目標に照らして、学びの糸口を見いだし、その専門分野の学びと研究を進めると共に、領域横断的に他の分野の知識や学びのあり方にも視野を広げることが求められます。それによって自らの専門の意味をより深く理解できる教養を養います。

〇課題を発見し、協働的に探究し、論理的に思考する過程を楽しむことのできる教養を育てる

発見した課題を、仲間と共に協働的に探究し、論理的に思考し、解決する過程は、自分の人生と地域・社会・世界のあり方を切り拓くうえで重要であるばかりでなく、それ自体が知的な喜びを伴っています。生涯にわたって学び続けられるのもその楽しみを知るが故でしょう。したがって、困難な時代においても人間的な知的楽しみを感受できる教養を養います。

学部のディプロマポリシー

文学部

文学部の教育目的に記した「文」の学びによって、都留の地という小さな世界を、より広い世界につなげてゆくことができます。以下の学修成果を得て本学を卒業した者は、豊かな学びの成果を基盤として、主体的に考え、行動し、実社会および教育の現場で活躍できる人となるでしょう。
本学の共通教育科目、文学部の専門科目を履修して下記の目標に到達し、各学科のカリキュラムに基づく卒業要件(卒業論文を含む)を満たす単位を修得した者に、学士(文学)の学位を授与します。

〇言語、文学、文化、教育のことばを基軸とした営みについて深く理解し、その内容を他者に伝えるために必要な専門的知識を身につけている。

〇多様な文化・社会に関心をもち、多様な価値観を理解、尊重し、文化を超えた相互理解ができるとともに、自分の考えや意見を豊かに表現することができる。

○「文」の学びによって得た知識、知見、技能等を統合的に活用し、批判的・論理的思考力に基づいて課題を発見し、それらを解決するを身につけている。

〇他者との関わりにおいて倫理的な姿勢で臨み、他者と協働して目的を達成するために力を尽くすことができる。

〇自らの関心を深く掘り下げる大学での学びの経験を通して、生涯学び続ける姿勢を身につけ、社会に貢献しようとする高い意識をもっている。

※また、本学では、他学部・他学科、共通教育の科目を含めて主体的に履修科目を選択することができます。別に定めるTsuru副専攻プログラムの要件を満たした学生には修了証を授与します。

教養学部

教養学部では、「教育の目的」を達成していくために、以下にあげる資質・能力を修得した学生に学位を授与します。

〇変化する世界の主体として生きるために、学び続け、行動することができる
・持続可能な社会と豊かな人生を実現するため、共時的・通時的な視点を持って多様な他者や文化を含む現実から学ぶことができる。
・変化する世界の主体として、グローバルに判断し、ローカルに行動できる教養を身につけている。

〇多様な価値、知識、スキルに触れることで専門の意味を深く理解することができる
・主体的な学び手として、幅広い学問分野やテーマから自らの興味や将来への目標に照らして、学びの糸口を見いだすことができる。
・学際的で幅広い知識と教養、スキルを身に付けて、領域横断的に学ぶと共に、専門分野の学びの意味を体系的に理解し、視野を広げることができる。

〇課題を発見し、協働的に探究し、論理的に思考する過程を楽しむことのできる
・発見した課題を、仲間と共に協働的に探究し、論理的に思考し、解決する過程を楽しむことができる。
・自らのことばで考えを伝え、立場や意見の相違を乗り越えて、対話や交流をすることができる。
・学ぶ楽しさを知り、生涯にわたって学び続ける意欲をもっている。

※また、本学では、他学部・他学科、共通教育の科目を含めて主体的に履修科目を選択することができます。別に定めるTsuru副専攻プログラムの要件を満たした学生には修了証を授与します。

学部のカリキュラムポリシー

文学部

文学部では、ことばを基軸とする人間の営みを学び、探究するために、基礎となるリテラシーを養います。そのうえで、時空を超えて出会う多様なことばの営みを知り、理解する学びを継続し、見出した課題を主体的に探究し、また問題を解決する力を実践的に身につけます。自学科の科目のほかに、他学科、他学部の科目を履修することも可能です。それにより、教育職員免許状、諸資格、Tsuru副専攻プログラム修了証を取得することもできます。一方、専門分野の学びを集中して深める選択肢もあります。このように、学生は各自の学びの目標に沿って、主体的に履修計画を立てて学びます。

(1)教育課程の編成方針

〇ことばの営みを探究するためのリテラシーは、あらゆる学問、社会生活の基盤となるものです。1、2年次には、こうした各分野での学び、探究をすすめる基礎となる言語運用能力などのリテラシーを養います。

〇主に2、3年次に履修する専門科目では、時空を超えて出会う多様なことばの営みを多角的、横断的に学ぶとともに、各学生が興味・関心をもつ分野において探究をすすめるための知見を深めます。

〇3、4年次には、各学生が専門とするゼミを選択し、それぞれの分野での探究を深めます。それまでの学びを総合的に活用し、また、協働して、課題の追究、問題の解決を実践します。

〇上記の学び、探究をとおして修得した知識、技能、経験を総動員して、既存の思考を超えるような新たな枠組を提示すべく、学びの集大成としての卒業論文を作成します。

〇ことばの営みに関する実践的な学びを通して、今日の課題の解決に役立てる伝える力、発信する力を培います。

〇所定の科目を履修して単位を修得することにより得られる免許・資格は次のとおりです。

所定の科目を履修して単位を修得することにより得られる免許・資格
学科名 主免許 副免許(他学科設置の免許状)
国文学科 中学校教諭一種免許状(国語)
高等学校教諭一種免許状(国語)
中学校教諭二種免許状(英語、社会)
小学校教諭二種免許状
中学校教諭一種免許状(英語、社会)※
小学校一種免許状※
高等学校教諭一種免許状(英語、地理歴史、公民)※
英文学科 中学校教諭一種免許状(英語)
高等学校教諭一種免許状(英語)
中学校教諭二種免許状(国語、社会)
小学校教諭二種免許状
中学校教諭一種免許状(国語、社会)※
小学校教諭一種免許状※
高等学校教諭一種免許状(国語、地理歴史、公民)※

※他学科設置の中学校教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状については、4年間の在学中に取得要件を満たせない場合があります。

〇専門資格
学校図書館司書教諭(上記いずれかの教育職員免許状を取得することが前提)
国際バカロレア(IB)教員認定証
図書館司書
博物館学芸員
社会教育士
日本語教員養成課程修了証(一般財団法人日本語教育振興会の定める教員の資格に相当)

(2)教育課程における教育内容・学習形態に関する方針

〇各授業科目に、レベル、授業形態等を示す科目ナンバーを付番し、適切な年次配置をして、入学から卒業までの履修期間における無理なく効果的な学修を促します。

〇学部を構成する2学科における専門科目において、演習形式の授業を重視し、他者とのコミュニケーションと批判的な思考に習熟する機会を設けます。

〇各種のフィールドワーク、実技、留学、インターンシップ等、実践的な活動を伴う学修の機会を豊富に設けます。

(3)学習成果の評価の方針

〇各授業科目のシラバスに成績評価の方法と基準を明確に記載し、これに従って成績評価を実施します。

〇学生による授業アンケートの結果等を踏まえて、カリキュラム、授業内容を点検し、改善について検討し、実施します。

教養学部

教養学部では、都留文科大学が定める「教育の目的」並びに「学位授与の方針(ディプロマポリシー)」に掲げた能力を育成するために、学生の主体性を尊重しつつ、教養学部4学科の教育課程を以下のように、体系的に編成し実施します。

(1)教育課程の編成の方針

1 変化する主体の担い手として生きるために学び続け、行動する教養を身につけるために、「教養科目」「外国語科目」「体育科目」と「全学部共通科目」を学び、基礎的な教養を養います。

2 多様な価値、知識、スキルに触れるために、教養学部を構成する4学科(学校教育学科・地域社会学科・比較文化学科・国際教育学科)の特質を活かした「学科専門科目」「自由科目」を学びます。

3 課題を発見し、協働的に探究し、論理的に思考する過程を楽しむことのできる教養を身につけるために、教養学部を構成する4学科の学びにおいて、仲間と共に協働的に探究し、解決することを楽しみながら、アクティブ・ラーニングの手法を用いて学びます。

4 「地域」において人々が抱える問題に対して、持続的な関心をもって、主体的に「地域」に関与するために、地域社会学科においてはPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)、フィールドワーク、インターンシップなどの科目で学び、学校教育学科においては、「教育実習」「教育フィールド研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」の科目を学び、実践的な学びを行います。

5 「世界」に貢献するための資質・能力を育成するために、国際教育学科においては、北欧交換留学の機会を経て学んだり、「国際バカロレア(IB)科目」を履修したりすることができます。比較文化学科においては、「世界」の多様な文化や価値観を広く知って、学科が独自に設置する英語専門科目を学び、海外研修や留学を通して、国内外のフィールドで体験をします。

6 4年次には、学生が専門とするゼミナールにおいて研究に取り組み、「卒業論文」を作成し、4年間の学びの集大成を行います。

7 人文科学、社会科学、教育学の諸領域を俯瞰的に理解し、横断的に「教養」を身に付けるために、学部や学科科目から「自由科目」を自ら選択して、Tsuru副専攻プログラムの修了証を取得することができます。

8 所定の科目を履修して単位を修得すれば、次に掲げた免許・資格を得ることができます。

〇教育職員免許状

学科名 主免許 副免許
学校教育学科 小学校教諭一種免許状 中学校教諭二種免許状(数学、理科)
中学校教諭一種免許状(数学、理科)
特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
〔他学科設置の教育職員免許状〕
中学校教諭二種免許状(国語、英語、社会)
中学校教諭一種免許状(国語、英語、社会)※
高等学校教諭一種免許状(国語、英語、地理歴史、公民)※
地域社会学科 中学校教諭一種免許状(社会)
高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)
〔他学科設置の教育職員免許状〕
小学校教諭二種免許状
中学校教諭二種免許状(国語、英語)
小学校教諭一種免許状※
中学校教諭一種免許状(国語、英語)※
高等学校教諭一種免許状(国語、英語)※ 
国際教育学科   〔他学科設置の教育職員免許状〕
小学校教諭二種免許状
中学校教諭二種免許状(国語、英語、社会)
小学校教諭一種免許状※
中学校教諭一種免許状(国語、英語、社会)※
高等学校教諭一種免許状(国語、英語、地理歴史、公民)※

※他学科設置の中学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状については、4年間の在学中に取得要件を満たせない場合があります。

〇専門資格
学校図書館司書教諭(上記いずれかの教育職員免許状を取得することが前提)
国際バカロレア(IB)教員認定証
図書館司書
博物館学芸員
社会教育士
日本語教員養成課程修了証(一般財団法人日本語教育振興会の定める教員の資格に相当)

〇地域社会学科の学生を対象とした資格
環境再生医
社会調査士
ビオトープ管理士

(2)教育課程における教育内容・学習形態に関する方針

1 授業科目の科目ナンバーを付番し年次配置を定めて、年次配置を行うとともに、卒業までの履修期間における無理なく効果的な学修を促します。

2 学部を構成する4学科における「自由科目」「専門科目」において、演習形式の授業を重視し、他者とのコミュニケーションと批判的な思考に習熟する機会を得ることができます。

3 各種のフィールドワーク、実験・実習、実技、留学、インターンシップ等、実践的な場面における学修を重視します。

(3)学習成果の評価の方針

1 各授業科目のシラバスに成績評価の方法と基準を明確に記載し、これに従って成績評価を実施します。

2 学生による授業アンケートの結果等を踏まえて、カリキュラムの点検・改善を検討し、実施します。

令和5年度以前に入学された方(令和6年度編入学を含む)の都留文科大学の教育目的と3ポリシー

教育目的

文学部

都留文科大学の学訓「菁莪育才」の下、文学・語学・言語文化・比較文化を基軸とし、人文学(humanities)の学習を通じて、人間存在の在り方や人間の文化的・社会的営為とその成果を深く理解し、論理的・創造的な思考力と豊かな感性を兼ね備え、文化・社会の未来と自身の将来を切り拓く能力を有し活かすことのできる人間の育成を目的とする。また、特に教員養成については、以上に加えて、深い子ども理解と確かな指導力に裏打ちされた豊かな学びを実現できる教師の育成を目的とする。

教養学部

都留文科大学の学訓「菁莪育才」の下、教育学・地域社会学を中心とする社会科学の学習を通じて、教育と地域社会の在り方や教育的・社会的営為とその成果を深く理解し、論理的・創造的な思考力と豊かな感性を兼ね備え、教育・地域社会の未来と自身の将来を切り拓く能力を有し活かすことのできる人間の育成を目的とする。また、特に教員養成については、以上に加えて、深い子ども理解と確かな指導力に裏打ちされた豊かな学びを実現できる教師の育成を目的とする。

ディプロマポリシー

文学部

都留文科大学文学部は、人間探求の理念のもと、人間の営為としてある文学、言語を基軸として文化・思想・芸術・歴史等を学び、日本文化と異文化理解を深め、国際的な視野をもつ人材を育成します。地域社会はもとより、国家、国際社会に至るまで、教育界、公共的な機関、企業等、多方面な分野に渡ってそのような人材は求められています。
人間の生み出してきた価値ある創造への探求のあり様を学修することは、現在をとらえ直し、未来への価値ある道を切り拓く力を伸ばすものとなります。具体的には、卒業時までに以下の能力を身につけた者に対して学位を授与します。

  • 自分の専門に関する深い知識を有するとともに、その周辺領域や人間の営為全般にかかわる幅広い見識をバランスよく有することにより、人間が直面している諸課題を俯瞰的・構造的に理解することができる。
  • 自身の知識に基づいて課題を多角的に分析・把握し、そのことにより課題解決への指針を提示し、具体的な実践・行動に移すことができる。
  • 多様な文化の中にある人々の創造的営為と価値を理解し、現代における意味を伝えることができる。

教養学部

都留文科大学教養学部は、「特定の分野での深い専門性と幅広い見識に基づいて、複雑な課題を解決するための新たな価値を創り出せる能力・姿勢」を「創造力につながる教養」と定義します。そして、「創造力につながる教養」を身につけ、活用することによって、社会の活性化や課題解決に貢献できる人材を育成します。具体的には、卒業時までに以下の能力を身につけた者に対して学位を授与します。

  • 自分の専門に関する深い知識を有するとともに、その周辺領域や社会全般に関する幅広い見識をバランスよく有することにより、社会の諸課題を俯瞰的・構造的に理解することができる。
  • 自身の知識に基づいて課題の解決策を構想し、それを具体的な実践・行動に移すことができる。
  • 実践・行動を具体的な課題解決に結びつけるため、多様な環境・文化の中にある社会のプレーヤーと適切なコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことができる。

カリキュラムポリシー

文学部

都留文科大学文学部は、人間探究力を育み、豊かな人間性と様々な分野で活躍できる能力を育むため、教育内容の整備や充実化につとめています。

  • 共通科目は幅広い教養及び総合的な判断力を養い、豊かな人間性を涵養することを目的とし、「教養科目」「外国語科目」「体育科目」と「学部共通科目」を開設している。
  • 学科専門科目は、専攻に関わる高度な専門の知識・技術・技能を身につけ、実社会で活躍するための能力の習得を目的とする。
  • 学科専門科目の中には卒業論文が含まれ、在学中に身につけた知識、論理的思考力、調査能力、研究方法、構想力等を生かし、学修の集大成として卒業論文を完成する。

教養学部

都留文科大学教養学部は、「創造力につながる教養」を育くみ、理論と実践を往還する教育内容の整備や充実化につとめます。

  • 共通科目は「教養科目」「外国語科目」「体育科目」と「学部共通科目」により編成し、幅広い知的探求と問題発見、課題解決への能力と判断力を養い、「創造力につながる教養」を育むことを目的とする。
  • 学科専門科目は、学科の専攻に関わる高度な専門の知識・技術・技能を身につけ、実社会で活躍するための実践的能力を高めることを目的とする。
  • 学科専門科目の中には卒業論文が含まれ、在学中に身につけた知識・論理的思考力・研究方法、構想力・企画力等を生かし、学修の集大成として卒業論文を完成する。

アドミッションポリシー

文学部

都留文科大学文学部は、文学・言語・文化についての考察を通して、人間探求の精神を培うべく、次のような入学者を求めています。

  • 本学での修学に必要な高等学校基礎レベルの基礎知識、基礎学力を有している。
  • 日本と世界の文学・言語・文化に関心を持ち、柔軟に対応できる理解力を持っている。
  • 自分の考えを、明快な言語で表現できる。
  • 他者とのコミュニケーションを通して課題解決を検討し、行動する意欲を持っている。
  • 専門的知識を身につけようとする向学心を持っている。

教養学部

都留文科大学教養学部は「創造力につながる教養」を培うべく、次のような入学者を求めています。

  • 本学での修学に必要な高等学校レベルの基礎知識、基礎学力を有している。
  • 日本と世界の社会・文化・自然に関心を持ちそれらにかかわる諸課題を幅広く理解している。
  • 自分の理解したことや自分の考えを整理してわかりやすく他者に伝えることができる。
  • 協働で課題を解決しようとする意欲を持っている。
  • 専門知識を身につけようとする向学心を持っている。