スペイン語情報(語学教育センター)
スペイン・メキシコ・チリなど、スペイン語を母語とする国は世界中に多数あります。本学のほか、文部科学省や経済産業省などの奨学制度を利用して、交換留学生として現地の文化に触れてみてはいかがでしょう?例えば、スペインのサラマンカ大学では、アンダルシア地方の伝統芸能であるフラメンコを通じて、歌や踊り、オルガンの演奏を学ぶだけでなく、スペインの歴史や宗教を知ることができます。サラマンカ大学に加えて、バヤドリ大学、サンティアゴ・デ・コンポステラ大学、マドリードのコンプルテンセ大学、バルセロナのアウトノマ大学でも、交換留学をおこなっており、多くの日本人が交換留学生として勉強しています。また、これらの大学では日本語の授業もあり、日本語が堪能なスペイン人も多いので、スペイン語に自信のない人でも安心して留学できます。興味のある方はぜひ一度体験してみませんか?一生の経験になることと思います。
サラマンカ大学留学情報
サラマンカ大学 国際コース
Universidad de salamanca cursos internacionales
Patio de escuelas menores, s/n 37008 salamanca
サラマンカ大学(Universidad de Salamanca)は名実ともにサラマンカの街の中心であり、1218年創設という、ヨーロッパの中でも歴史ある大学に数えられています。そのことは現在は街の観光名所ともなっている旧キャンパスを見れば一目で納得できるでしょう。サラマンカの街はサラマンカ大学街として栄え現在に至っています。サラマンカ大学という響きは、英国ならオックスフォード、ケンブリッジに相当するものかもしれません。さらに、サラマンカ大学は外国人向けスペイン語教育で多くの経験とノウハウを持つ専門的な研究機関であり、高い評価の教育内容を提供しています。
大学付属スペイン語コースでの研修を考える際にまず理解しておかなければならないのは授業への参加態度です。私立の語学学校はクラスの人数を平均10人程度に限定しているのに対し、大学のクラス人数は15人程度です。初心者にとってこの5人の差はかなり大きなものになるでしょう。ヨーロッパ人のクラスメイトに混じって積極的に発言をしたり、グループワークに進んで参加する積極性が必要になります。ある程度聞けて喋れるレベルにあれば、このスタイルはプラスに働きます。特に、サラマンカ大学のスペイン語+スペイン語文化コースは中・上級者にとっても手応えのあるコースと言えるでしょう。また、優秀な教師陣が揃っているのもサラマンカ大学の魅力です。文化講義の中には興味深い内容の専門科目があり、学んだスペイン語を使って実際に知識を吸収することができます。さらに上のレベルを対象にしたスペイン語の教育者向けコース、マスターコースなど、この大学だからこそ提供できるコースがたくさんあります。サラマンカ大学は外国人に門戸をかなり広く開いている大学のひとつと言えます。
大学付属スペイン語コースの場合は私立の語学学校での学生ケアと違い、何にでも即時に対応してくれるサービスはないのが普通です。細かな宿泊先でのトラブル対応など、自分の力で解決することが求められるケースが多々出てきます。しかし、それはスペインでの生活能力を鍛えるのに役立つでしょう。何でも自分でぶつかっていく態度で臨んで下さい。一旦要領をつかめば、非常に大きな成果を挙げられるでしょう。サラマンカ大学(Universidad de Salamanca)は日本の多くの大学等教育機関と提携しており、時期によって日本人学生の割合が急増することもあります。しかし、その分、学校側の日本人に対する深い理解があることも事実です。