まちづくり研究部門
まちづくり研究部門とは
地域活性化及び持続可能なまちづくりを目指し、地域住民や自治体、地元企業等と連携しながら実践することを通じて、今後の地方社会のデザインを研究・考察します。
まちづくりのプロジェクトを通じて、学生と地域が共にこれからの地域社会のあり方を考察する機会を創出することを目的とします。
主な活動
(1)「ぷらっとはうすプロジェクト」 ※2018年12月開始
○ 目的
谷村町駅舎を拠点に地域と大学生との交流・学び・まちづくりの拠点を創出し、中心市街地の賑わいづくりに貢献するとともに、これからの地方公共交通を支えるしくみづくりを試みます。
まちなかに開かれた、市民・大学生との交流・教育・研究の場づくりを目指します。
○ 活動内容
開催日:概ね週1回、毎週水曜日 15時30分−17時00分
参加対象:小学生〜高校生
実施内容:放課後の子どもたちの居場所づくり(宿題、ゲーム、クイズ等)、
地域と連携したイベント、季節のイベント
※コロナウイルスの影響で、2020年度は6月10日〜9月2日までオンラインで開催、11月18日(水曜日)より場所を都留市まちづくり交流センターに変更して、時間短縮で再開しました。
(2)「(仮称)地域活性化列車プロジェクト」 ※2020年4月開始
○ 目的
地元鉄道会社及び沿線自治体の協力を得て、本学と教育・研究活動を継続的・発展的に行い、沿線市民とも連携をはかりながら、富士東部地域全体の発展に貢献することを目的とします。
地方において公共交通インフラの維持・確保は、大きな課題の一つです。インバウンド観光客の利用は増加していますが、その数は政情等に左右されることがあり、日本人利用者は減少の一途を辿ります。市民が地元の鉄道に関心や親しみを持ち、支えるしかけやしくみを考えます。
○ 活動内容
富士急行株式会社及び都留市と連携し、観光及び地方鉄道に関する基礎学習を実施したのち、地域分析やマーケティング学習、フィールド調査、他事例研究等を行い、富士急行線を活用した沿線自治体の活性化に役立てる観光ツアーを企画立案し、実際にツアーを商品として、2021年度商品として実施します。
※コロナウイルスの影響により、予定が変更となる場合があります。
担当教員
鈴木 健大(地域社会学科 准教授)