公立大学法人 都留文科大学

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地域交流研究センター

令和5年度「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました

更新日:2023年8月14日 ページ番号:0009256

 

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第3回 7月22日(土曜日) 「小学校低学年からの話し合い・班編成・リーダー育成を楽しむ」

第2回 6月24日(土曜日) 「学級づくりを仲立ちに教員同士が学び合う、そのための記録を!​」

第1回 5月27日(土曜日) 「学級づくりの面白さと心躍る行事の意味~日本型教育とは何か​」​

第3回

7月22日(土曜日)18時00分より、第3回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。今回は、足達亮祐先生(双葉西小学校教諭)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など14名の参加があり、「「怒る」ではなく「叱る」」や、「できたことを褒めて価値付けを行う」、「子ども同士でお互いの良さを認め合う場の設定を行う」、「小学2年生の日常から起きるいさかいを生かした話し合い」、「児童の転出、編入を生かして集団を形成する」、についてペアワークや情報交換をしながら考えました。

次回は9月30日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)

当日の様子      
学級09​​ 学級10 学級11 学級12

 

感想
・自己肯定感を高めさせることが私も大切だと思っているので、他の人からほめられたり、自分のことも認めたりする機会をつくりたいと思いました。クラスの子どもたちの性格や成長に合わせて工夫していることが分かり勉強になりました。(大学1年)
​・教師として、子どもに何かを任せること(話し合いや班編制など)は大変だし、なかなかできることではないと思っていたのですが、先生のお話を聞いて、自分も子どもを信じて任せてみようと勇気が出ました。(大学4年)
​・子どもたちを信じ、問いかけ、待つ姿勢、自分も大切にしたいなと思いました。ほめ言葉のシャワーはマンネリ化したことがあったので、工夫点を聞くことができてとても勉強になりました。自分なりにクラスをどうしていくか改めて考えていこうと思います。(小学校教員)
​・“低学年だからできない”と考えるのではなく、やらせてみる・仕組んでいくということが大切だと思いました。何年生であっても経験したことのないことはその時が初めて(中略)低学年のうちからどんどん経験させたいです。若手の先生の素晴らしい実践を学ぶことができました。(小学校教員)

第2回

6月24日(土曜日)18時00分より、第2回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。今回は、渡邉恭子先生(勝山中学校教諭)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など20名の参加があり、「子どもへの願い その1~学校は子どものもの、学校は楽しいところ」や、「子どもに願いを押しつけていないか、子どもの本当の願いを聞いているか」、「子どもをどこまで受容し、どこまで要求するのか、日々突きつけられる課題」、「私が子どもの記録を残すようになったのは」、「生徒や若手の先生方が主体になる瞬間」、についてペアワークや情報交換をしながら考えました。

次回は7月22日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)

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当日の様子      
学級づくり5​​ 学級づくり6 学級づくり7 学級づくり8​​

 

感想

・反抗してくれる子どもに救われるという言葉が印象的で、やはり子どもの言葉や行動が自分の成長にもつながることを忘れてはいけないと思いました。また、理詰めするのか感情で伝えるのかにはそれぞれ良い点・悪い点があるけれど、その場面や子どもによってどうするべきかを軸をもちつつ考えていかなければいけないと感じました。(大学1年)

・“学校は楽しいところ”を実現しようと、様々な実践(レクの計画書や、生徒指導等)をされており、かっこいいなと思いました。採用が決まっていますが、“学校は楽しいところ”であるということを自分の思想の中心に据え置いて頑張りたいです。(大学院2年生)

・子どもをそのまま受け留めているかどうか、という渡邉先生の悩みを聞き、改めて自分はどうなのかと考えた。叱り方についても、子どもにこうなってほしいという思いがある反面、価値観の押しつけになっているのではないかという葛藤はきっとこれからも続いていくのではないかと感じた。子どもと本音をぶつけながら悩んでいきたい。(小学校教員)

 

第1回

5月27日(土曜日)18時00分より、第1回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。1回目の今回は、渡辺幸之助先生(武蔵野大学特任教授)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など39名の参加があり、「生徒につけたい力、教師がもちいたい力~即興力・段取り力と褒める力」や、「「心躍る行事」と行事が成り立つ学級集団」、「学級づくりの基礎となる関係づくり」、「フェアトレードとしての心躍る行事」、「日本型学校教育と学級制・学級担任制」についてペアワークや情報交換をしながら考えました。

次回は6月24日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)

【当日の様子】

学級づくり1 学級づくり2 学級づくり3

学級づくり4

 

感想

・スモールステップを踏んで取り組むこと。事実の確認から何に取り組むべきかを考えるとき、意識改革は必ずといっていいほど盛り込まれていた経験があります。「意識」をどうするか、ではなく、そのためにどんな「行動」をするか、主体的に考えられるようにする。(大学1年)

・行事の意味づけが大変納得できる点が多くありました。私も一つの大きな目標に向かって協力し合いながら関係を深めていくクラスでの経験が、今教師を目指す糧になっています。(大学3年)

・こちらの講座にお世話になって10年目になりました。自分の教育観、現在地を確認できました。自分なりの心に残る行事は、「主体的」に取り組んだもので、たくさん「思考」をして、「自信」がもてるようになった機会であったものばかり。そんな気付きに出会えた時間でした。(中学校教員)

 


詳しくは、「学級づくりの向上をめざす実践講座」