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令和6年度「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました

更新日:2024年5月27日 ページ番号:0011352

 

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1回 5月25日(土曜日) 「学級づくりで育む主権者意識~班・リーダー・討議で迫る実践を​​」​

第1回

5月25日(土曜日)18時00分より、第1回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。1回目の今回は、渡辺幸之助先生(武蔵野大学特任教授)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など19名の参加があり、「学級づくりで育む主権者意識~班・リーダー・討議で迫る実践を」をテーマに実施しました。
​「主権者意識についての問題意識の共有―日本では主権者教育が行われているか、主権者とは?」や、「「班」から始める主権者教育~「核」から広げ、「討議」で深める」、「主権者教育と学級づくりの可能性」、「学級づくりの基礎基本」、についてペアワークや情報交換をしながら考えました。

次回は6月22日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)

【当日の様子】

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感想

・今回の講座で班やリーダー、学級が主権者教育や民主主義に関わってくることに驚いた。また多数決と少数意見の尊重の両立が先生に求められていることにとても納得したし、自分自身が話し合いに参加したときも覚えておきたいと思います。学級委員はクラスに2人だけでしたが、山梨では多いことに驚きました。(大学1年)

・そもそも「主権者教育」について本日初めて学びましたので、すべてのお話がどれも大変参考になりました。「主体になった子どもの姿→主権者」ということを頭に入れ、どのように班替えをしていくのか、事例1、2の時にどのように対応すべきなのか、私の中でしっかりまとめていきたいです。(大学4年)

・主権者を改めて考え直すことで、教師の力量、子どもに託す勇気が大切であると感じることができました。「子どもたちはすごい」と感じることができるのは、日々より、一人一人の子どもを見取る大切さも必要だと思う。原点に戻って指導に当たります。(小学校教員)

・主権者教育に向けて、どのような児童生徒を育てていくのかという目的意識を持って育てていくという観点が必要だと強く感じました。子どもたちは発達段階に応じて、常に変化(成長)発展していくものだと考えています。そこに教師の力量が大きく関わっていると感じます。(中学校教員)

 


詳しくは、「学級づくりの向上をめざす実践講座」