公立大学法人 都留文科大学

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国際交流センター

セント・ノーバート大学 交換留学 体験談

更新日:2024年6月7日 ページ番号:0008669

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  体験談1.派遣時:英文学科3年 (2022年度)
  体験談2.派遣時:英文学科3年 (2023年度)
    ★最新の体験談については後日掲載予定です。(2023年度派遣生)
  

 

 

 

 

体験談1

セント・ノーバート大学に交換留学(2022年8月~ 派遣)​
派遣時:英文学科3年

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 St. Norbert Collegeでの1年間の交換留学は、私の人生において最高の決断でした。小学生の頃から、アメリカに住むという夢を持ち続け、1年間の留学に参加できたことは、その夢を叶えるための大きな一歩でした。中学生の時に1週間の短期留学で訪れた、多様性に溢れているカリフォルニアとは正反対で、ウィスコンシン州には日本人がほとんどいませんでした。それに加え、St. Norbert Collegeは2000人ほどの規模が非常に小さい大学であったため、それが逆に留学先として選んで正解だったと身にしみて感じます。初めに、国際交流センターの方々を初め、都留文科大学の教授、家族、留学をサポートしてくださった全ての方に感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 留学生活は毎日が幸せで溢れており、友達やルームメイトにも恵まれ、日々、笑いの絶えない、生き生きとした生活を送っていました。秋学期は、アメリカの生活に慣れたいということもあり、比較的簡単なレベルの授業(現地の大学1年生が履修する授業)を履修していました。教育入門の授業をはじめ、演劇、コミュニケーション、体育などの授業を履修しました。放課後には小学校でボランティアをしたり、様々なクラブ活動に参加したり、学内でのアルバイトをしたりしました。質問をしに教授のオフィスアワーに何度も訪れたこともありました。ほとんどの教授は、親身になって話を聞いてくれたり、場合に応じては課題のオプションを増やしたりなど、非常にフレキシブルであると感じました。春学期になってからは、更にアメリカの教育について知識を深めたいと思い、教育専攻の授業を4つと、歌うことが好きだったのでChoir(コーラス)の授業を履修しました。秋学期の授業と比べて、かなりレベルアップした授業ではありましたが、勉強することの楽しさを感じ、毎日学校へ行くのが楽しくて仕方がありませんでした。1年を通して全ての授業において留学生が1人だけという素晴らしい立場で、日本の学校について話したり、周りとは違った角度で物事を見てみたりなど、留学生ならではの視点で、意見をシェアすることも何度もありました。

 春学期には、一大イベントもありました。それは4週間の教育実習です。教授と履修の相談をしていた際に、特別にSNCの大学生と同じようにアメリカの公立高校で、4週間教育実習をさせてもらえることになりました。英語のクラスへ入って最初の約10分間の授業をリードしたり、ESLのクラスへ入ってアクティビティをしたりなど、日本では絶対に経験することのできない、貴重な4週間を過ごすことができました。帰国後には日本の高校での教育実習も控えているので、この経験を活かしたいです。

 長期休みには、学校でできた友人達のお陰で合計約20の州を訪れることができました。友人の家では日本料理を作ったり、観光客が訪れないようなローカルな場所へ連れて行ってもらえたりしました。中でも思い出に残っているのは、NBA, NFL, NHL, MLBすべての試合観戦ができたことです。スポーツ観戦が好きだったので、実際に観戦できたことは夢のようで幸せでした。特にNBAの試合を見ることは目標の一つであったので、実際に好きな選手を見ることができたときは胸が高鳴りました。

 留学を通して、自分の挑戦してみたいことはまず自分から動いてみないと何も始まらないということを実感しました。教育実習のように、留学先で今までの人が経験したことのない新しいことができたのは、教授やアドバイザーに自ら相談しに行った事が大きいと思います。それは留学先でも日本でも変わらないことです。人生一度きり、後悔しないように楽しんで生きる事が重要だと感じます。待っているだけ、周りと同じように生きるだけではなく、違うことに自信を持って良いと思います。“It’s okay to make mistakes.”この言葉は教授が授業中に言っていた言葉です。日本人は英語学習においても、完璧を求めすぎたり、周りの目を気にしすぎたりして、話したくないという人が多いと思います。しかし、間違えても何も恥ずかしいことはありません。挑戦せずに、諦めてしまったら後悔すると思います。何事も失敗することで学ぶことが成功における大きなカギです。もし留学に少しでも興味があるなら、国際交流センターへ訪れることを強くおすすめします。留学を通して人生の見方は絶対に変わります。自分のカムフォートゾーンから一歩踏み出してみて、他の世界を見てみるのはいかがでしょうか?

 

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体験談2

セント・ノーバート大学に交換留学(2023年8月~ 派遣)​
派遣時:英文学科4年

★近日中に公開予定です。