公立大学法人 都留文科大学

Think Globally, Act Locally

国際交流センター

韓国外国語大学校 交換留学

更新日:2021年2月4日 ページ番号:0000016

 

韓国外国語大学校 交換留学韓国外国語大学校 交換留学生の体験談を紹介します。

 

1.比較文化学科4年 大島 有紗 さん
​2.社会学科 増田遙さん
​3.初等教育学科 稲垣通也さん
​4.比較文化学科 梶原彩加さん

 

1.グローバルなキャンパスで、「認める」大切さを学んだ韓国留学

韓国外国語大学 大島さん

比較文化学科4年
大島 有紗 さん(富山県出身)
韓国外国語大学校に交換留学​

韓国外国語大学校は、2つのキャンパスで45か国の言語に関する教育研究を行う名門大学の一つです。私が留学した龍仁市のグローバルキャンパスには、世界中から多くの留学生が訪れ、英語が日常語になっていました。私は彼らとともに寄宿舎で生活しながら外国人対象プログラムで韓国語を学びました。所属していた上級クラスはレベルが高く、論文も課せられ大変でしたが、語学力は飛躍的に伸び、卒業時には優秀賞を頂いて、大きな自信になりました。また、正規授業の履修もできます。私は現地学生に混じって「韓国女性史」を学んだことで、歴史認識の違いを体感し理解を深めるとともに、違いを認める大切さも実感しました。

春からは社会人。留学で培った積極性や言語能力を活かし頑張ります。

韓国外国語大学 大島さん 2 韓国外国語大学 大島さん 3

 

​2.韓国での留学で得たものは

社会学科 増田遙さん韓国外国語大学 増田さん

私は以前国際交流事業で日韓青年たちと交流したことで、韓国という国への理解をもっと深めたいと考えるようになり、語学力の向上、韓国への理解、そして日韓をなにかの形でつなぎたいという3つの理由から韓国への留学を志望した。
留学前の語学力としては、都留文科大学での韓国朝鮮語は科目のぶつかりなどで受講できなかったため、独学で韓国語能力試験2級を取得した。あとは短期留学で韓国外国語大学に1カ月行っていた。

私は韓国外国語大学ソウルキャンパスに留学したが、語学堂(韓国語文化教育院)では9~13時まで毎日授業があり、他の学生とともに授業を受けたが、私は3級からスタートし、1年間で6級(最上級クラス)まで修了した。語学堂の授業は書き・読み・会話を主に行い、一クラスは10~15名ほどである。語学堂の授業後は韓国外大の授業を受講することが可能なため、私は前期後期に各3つ大学の授業を受講した。歴史・韓国の社会・北朝鮮の政治経済・憲法・労働・中国文化に関する授業をとったが、留学生が一人であることもあり、また韓国語で発表をしなければならず、教科書を読むのにも膨大な時間がかかり、授業準備は大変だった。講義での韓国語を聞き取れないことが多いため、毎回録音して授業に臨み、あとで聞き返すようにしていた。

また、韓国での講義は相対評価の場合が多く、特に発表がメインとなる授業では良い成績を取ろうと韓国人学生は大変な努力をしており、その真剣さに刺激を受けた。しかし受講生全員が外国人の語学堂ではわからない生の韓国に触れられることができて、韓国語学習の面でもとても勉強になったと思う。私の個人的体験からいえることであるが、大学の授業の方がより努力し、韓国語能力修得も含めた成果もより多く得られたため、今後交換留学に行く学生の皆さんは大変であっても1つでも大学の授業を受講してほしいと思う。

私は学外の2人部屋の学生寮で生活し、同居者は中国人、韓国人、日本人であった。共同生活は初めてで、気を使うことも多かったが、部屋でも韓国語で会話ができるので、寂しくもならず良かったと思う。学校の近くで生活していたので便利でよかった。
ソウルキャンパスには日本人が多いため、ともすれば日本人同士で付き合うようになるため韓国語を使う機会がなくなってしまう。そのためただ留学に行ったことで満足するのではなく、自分から韓国語を使う機会を探す必要がある。やはり留学生は同じ国の留学生同士固まる傾向があり、その中で日本人は書くことはできるが話すのは苦手、自己主張はあまりせず静かな人が多い、というのが語学堂の先生たちの共通した認識であった。私は、語学を学びに行くのではなく、語学を使って何を学ぶか、というところが留学の目的だと考えていたので、大学の外での学生フォーラムに参加したり、国際総会に出席したり、日韓交流の運営をやってみたりと学生生活以外のところでの活動にも力を入れた。韓国人と交流することは意外と留学生活の中では難しい面もあり、自分から行動する大切さを学ぶことができた。

改めて書いてみると、1年間という時間の中で、思ったより色々な体験ができたのだなと感じる。留学は語学を学ぶ以外にも、自分でプランニングできると思うので、興味があったらなんでもチャレンジしてほしいと思う。韓国での留学で得たものは忘れることができない大切な思い出になった。経験を生かしこれからも韓国に関わっていきたいと思う。最後に留学でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

 

3.グローバルキャンパス(龍仁市)初の交換留学生として

初等教育学科 稲垣通也さん韓国外国語大学 稲垣さん

この度、韓国外国語大学校のグローバルキャンパス(龍仁市)に初の交換留学生として学んだ。留学を終えた今は、嬉しさ、感動、そして感謝の気持ちでいっぱいである。今、こうして後輩たちに向けて留学体験記を書け、嬉しさが増幅してくる。

留学には語学の修得を目指して行く人たちが多いが、同時に外国の華やかな都市で遊びたいという気持ちもあるであろうし、私もそうでした。しかし私は今回の韓国留学でただ一人、ソウルを離れた京畿道(キョンギド)龍仁市で留学生活を送ることになりました。グローバルキャンパスはソウルから少し離れており、欧米系の留学生が多く、日本人学生はあまりいないため、心細さがあったのです。抽選の結果とはいえ、初めは私一人がグローバルキャンパスにいくことにやや納得がいかなかったのですが、留学を終えた今は、逆にグローバルキャンパスに一人で行けたことにとても感謝しています。なぜなら、半年という短い期間にもかかわらず、自分の想像を超える語学力を習得できたからです。広大な敷地に広々とした最新の設備を備えた講義棟や寄宿舎などの良い環境に恵まれ、私の性格にとても合う授業をしてくださった先生方、留学生を広い心で迎え入れてくれる韓国外国語大学校の方々、共に語学習得を目指すヨーロッパ圏からの留学生との出会いが今の私を作って下さったと考えています。今思い返せば、私は韓国にいる間、一度も日本語を話す機会がありませんでした。本当に語学習得を目的とするならば、ソウルキャンパスを希望するのではなく、グローバルキャンパスを希望するべきであると言いたいのです。グローバルキャンパスほど早く、集中的に、効率よく語学習得ができる場所はないと思われます。さらに、欧米圏からの留学生が多いため英語の習得にも有利であり、一石二鳥で、語学留学の楽園とでもいうべきです。ソウルキャンパスにいては、得られないものをたくさん学び、習得できたと、私は胸を張って断言できます。

ただし留学生活を送り終えて、ほとんどのことに満足している私でありますが一つだけ後悔が残っています。それは、留学期間を半年に選んでしまったことです。韓国語の4級クラスの勉強を終えて、さあ、ここからもうひと頑張りというところで、私は帰国となりました。とても残念でした。もう半年キャンパスにいて成長したであろう自分を想像すると残念でなりません。それを考えると、留学期間を半年に選んでしまった自分自身が憎くて仕方がありません。

まとめると、これから韓国外国語大学校に留学する方々は、グローバルキャンパスを選択すべきであり、留学期間に迷いがあるならばためらうことなく1年間を選択して欲しいということであります。

 

4.語学力の向上だけではなく、多くの出会いのきっかけを作ることのできた良い経験

比較文化学科 梶原彩加さん韓国外国語大学 梶原さん

私は韓国外国語大学ソウルキャンパスに留学しました。午前は大学にある語学堂(韓国語文化教育院)に通い、午後は大学で学部の授業を受講しました。語学堂ではレベルテストが行われ、自分のレベルにあったクラスで韓国語を学べるため、確実に語学力の向上に努めることのできる環境でした。

また大学では留学生は、韓国語学習以外に学科にかかわらず専門科目など全ての形態の授業をとることが可能ですが、授業の申請から成績確認などは全てネット上で、英語または韓国語で行われ、最初は慣れない作業のため戸惑いました。私は、韓国の文化や歴史に関する授業を中心に受講しました。成績は、ほとんどの授業が出席、中間試験、発表(グループ又は個人)、期末試験、レポートの点数を合算してつけられます。プレゼンテーションの講義では、パワーポイントでスライドを作成し大勢の前で行う発表で、日本ではあまり馴染みがなく難しくもありますが、韓国の学生とチームを組み発表の準備をすることで交友関係も広がりました。また世界中から沢山の学生が留学に来ており、日本にいては出会うことのできない様々な国の学生と出会うことができ、貴重な体験が出来たと考えています。

学内ではチューターが留学生の生活をサポートしてくれたり、様々なイベントを企画したりしてくれ、韓国の歴史や、文化に触れることの出来る機会が多くありました。授業のない時間や休みの日は、語学堂の様々な国からきている友人と買い物に行ったり、映画を見に行ったりして時間を過ごしていました。学外でも韓国の学生とアジアやヨーロッパを中心とした学生が野外活動を通し交流する会に参加するなどし、韓国の学生と交流するだけではなく、多様な国の学生と積極的に交流するように心がけていました。

韓国という異国で、様々な国の学生と生活することで、価値観や文化の違いに戸惑い苦労することも沢山ありました。そのような中でも積極的に行動することで交流を深めること、コミュニケーションをとることの楽しさを感じることができました。私にとって今回の韓国留学は、語学力の向上だけではなく、多くの出会いのきっかけを作ることのできた良い経験だったと感じています。