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陝西師範大学 短期海外語学研修 体験談

更新日:2021年2月4日 ページ番号:0000028

陝西師範大学 短期海外語学研修中国/陝西師範大学 短期海外語学研修生の体験談を紹介します。

 

1.英文学科 松山 瞳さん
​2.英文学科 綿 愛美さん

 

1.中国文化の素晴らしさを学びました。

英文学科 松山 瞳さん

今年の夏期長期休暇中に私は一ヶ月間、陜西師範大学での留学プログラムに参加しました。初めこのプログラムに参加しようと考えていたきっかけは、1年2年と中国語の授業を取っていたからです。想像以上に中国語の勉強はおもしろく、また私はそれまで海外に行ったことがなく海外に行ってみたいと考えていました。ちょうど1年生の時に、このプログラムが実施されていることを知り、興味を持ったのですがまだ中国語の能力に自信がなく、参加することを断念しました。それから今年1年は中国語の基礎力をつけて来年こそこのプログラムに参加しようと思っていました。そのため、このプログラムに参加することを本当に楽しみしていました。

このプログラムに参加することを決め、事前説明会が行われました。実際に陜西師範大学に行かれた先生や、中国で何年間も生活してらっしゃった先生の話を聞いてますます中国留学への期待が高まるとともに、勉強を頑張らなくてはいけないと感じました。しかし実際はと言うと、夏休みに留学する前の期間はちょうど大学の前期期末テストの期間と重なってしまったため、あまり中国留学に対しての勉強をすることが出来ませんでした。中国への準備が不十分だったために、現地での授業を受けることが心配でした。
しかし、そんな心配はいりませんでした。現地の先生方は優しく私たちを指導して下さり、また授業もとても分かりやすかったです。特にリスニングの授業は、最初は中国語の発音や四声に慣れていなかったので、全くといって良いほど理解できませんでした。しかし、何回も授業を受けるうちに自然と聞き取れる単語や量が多くなると同時に、自分でもその発達が感じられてとても嬉しく思いました。

また午前中の授業では翌日までにする課題がたくさん出されました。例えば、「西安の市民の方と中国語で会話をする。」という課題も何回か出されました。市民の方は先生方との話し方とは違い、とても速く聞き取ることが難しかったです。授業ではない、本当の中国語に触れることは中国語の勉強にとってとてもためになりました。
西安という都市はとても歴史的に有名な場所で、多くの歴史的建築物がありました。そこを訪れてみて、中国の歴史を肌で実感し改めて中国の素晴らしさを認識しました。特に兵馬俑は今から遥か昔にこれほど多くの埴輪を作る技術があったのかと感心しました。

この夏期短期留学を終えて、本当に参加してよかったなぁと思いました。もちろん留学中にはカルチャーショックを受けることや、食物の問題、日本に帰りたくなった時もありましたが、それらを含めてこの体験はとても貴重なもので、中国語を勉強するのにも学生時代にしか出来ないような素晴らしいものでした。今現在、日中関係は好ましいと言えません。この留学中で中国文化の素晴らしさを学びました。今後、日中関係がよくなり、もっと多くの日本人が中国文化の素晴らしさを感じられればな、と思いました。

 

2.一回り大きくなった自分に気づく

英文学科 綿 愛美さん

 

日本を飛び立つ飛行機の中…機内は中国語を話す人だらけ。そう、私たちが乗り込んだのは中国航空の飛行機だったのだ。客室乗務員に飲み

物を頼む時さえ、中国語を使わなければならない。もう留学はスタートしているのだと思い知らされた。


私たちが日本を出発したのは、8月5日。目的地である西安に到着したのは、日が変わって8月6日の午前2時ごろだったと記憶している。空港

で私たちを出迎えてくれたのは、董老師と馬老師だった。遅い時間にもかかわらず、笑顔で迎えてくれた二人。二

人の優しさに私たち皆が安心した。

この研修では、本当にたくさんの異文化や習慣に触れることができた。毎週土曜日は留学に参加したメンバー全員が、引率の先生やガイドさんたちと、大雁塔、兵馬傭、華清池、碑林、歴史博物館といった歴史的な場所へ観光に出かけた。ある週は洛陽まで行き、少林寺や白馬寺、石窟に訪れたこともあった。全ての場所やものにエピソードがあり、中国の深い歴史をしみじみと感じることができた。またある日は、日本語を専攻している中国人学生たちに大学内を案内してもらった。その規模の大きさに仰天したのは、私だけではなかったろう。

日常生活にも、発見や驚きがたくさん詰まっていた。
例えば、ペットボトルで売っているお茶はどこのメーカーも甘いだとか、片側何車線もある信号機の無い道路を、歩行者

が平気で横断するといった点だ。些細なことではあるが、こういった驚きは実際見なければ体験できないと感じた。
先ほど話に登場した中国人学生たちには、大学案内にとどまらず、本当にお世話になった。日曜日は終日自由行動の日となっていたのだが、中国に来て右も左もわからない私たちを案内してくれたのが彼らだったのだ。皆とても親切で、日本語専攻ということもあり、日本のことを熱心に質問してくれた。また、中国語で話すことがままならない私たちに合わせて、日本語で会話をしてくれた。彼らは、毎日授業で日本語を勉強しているからとはいえ、自分の中国語のレベルの低さに悔しさがこみあげ、これからもっと頑張って勉強しようというやる気につながった。

授業では、初級クラスと中級クラスに分かれ、私たちのレベルにあった指導を受けた。先生方はとても熱心で、特に発音を重点的に教えていただいた。また、楽しい授業にしようとゲームを取り入れてくださったり、音楽を流してくれたり、映画を見せてくださったりした。授業は本当に面白く、先生方の優しさも嬉しかった。授業はほとんど中国語で行われ、言葉が通じないことに苦戦したりする場面も多々あったものの、それが苦ではないくらい楽しい時間だった。

今回の留学について語りたいことはもっとたくさんあるのだが、収集がつかなくなるのでこの辺にしておこう。私は、海外に行きたいなあ…という軽い気持ちからこのプログラムに参加した。最初のきっかけはそれで十分だと思う。留学終了後は、いろいろなことを吸収して一回り大きくなった自分に気づく。もっとより多くの人にこの気持ちを味わってもらいたいと思う。
この1ヶ月から、自分の知識の乏しさや努力の足りなさに気付かされた。これからは、もっと広い世界に目を向け、この向上心を忘れずに勉学にも励んでいくつもりだ。

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