公立大学法人 都留文科大学

Think Globally, Act Locally

地域交流研究センター

地域と大学をつなぐ拠点として

地域交流研究センター長 地域交流研究センターは、都留文科大学と地域をつなぐさまざまな活動と研究に取り組むための拠点です。
 地域交流研究センターでは、(1)自然共生研究部門、(2)共生教育研究部門、(3)まちづくり研究部門、(4)グローカル研究部門の4部門で地域をフィールドに地域と連携した研究活動を展開しています。ほかにも市民講座や観察会、ボランティアに関する事業や地域の調査・研究、資料の収集・管理などのアーカイブ事業、機関誌の発行や成果の展示といった広報・展示活動など、地域での経験や学びを支援する取り組みをしています。
 2023年度はTHMC(Tsuru Humanities Center )が新たに共用開始となり、こうした地域と連携した教育研究活動の場が一層広まることが期待されます。
 地域での自然や人々との交流の経験は、大学での学びをさらに深める契機となるでしょう。ぜひ気軽に利用してください。

地域交流研究センター長
鈴木 健大 教授​


head

地域と大学をつなぐ

 地域交流研究センターは、都留文科大学と地域をつなぐさまざまな活動と研究に取り組むための拠点です。地域は、人びとが生まれ育ち、自然とかかわりながら暮らし、文化と歴史を刻みつづけている現場です。そこには、自然・人間・社会のあり方を問いなおす手がかりがあります。地域交流研究センターは、活動全体を通して地域全体をミュージアムととらえる「都留フィールド・ミュージアム」(*)を推進していきます。
 地域交流研究センターでは、(1) 自然共生研究部門、(2) 共生教育研究部門、(3) まちづくり研究部門、(4) グローカル研究部門を置き、人間探求を目的にかかげる都留文科大学にふさわしい特色ある交流と活動をすすめていきます。

(*)「都留フィールド・ミュージアム」は、都留市で生まれた二つの構想がもとになっています。一つは、豊かな自然にかこまれた都留市で大学を拠点として人間と自然との共存のあり方などを考えていこうとする大田堯(おおたたかし)元学長の「都留自然博物館」構想です。つぎに、ムササビなどが生き生きとした姿を見せてくれる現場で地域の自然や社会の魅力ある場面を発見し課題に向き合おうとする今泉吉晴名誉教授(地域交流研究センター初代センター長)による「フィールド・ミュージアム」構想です。私たちは、こうした二つの構想の思想を受け継ぎ発展させながら、地域の現代的な課題に取り組んでいきます。

取り組み

地域交流研究センターでは、教職員・学生・市民の皆さんとともにつぎのような取り組みをおこないます。

1) 地域交流に関する各部門の事業の推進
2) 地域のニーズとのマッチングによる貢献活動
3) さまざまな人が集い交流するフォーラムの開催
4) 地域の調査・研究や資料の収集・管理などのアーカイブ事業
5) 広報・展示活動