公立大学法人 都留文科大学

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地域社会学科

授業紹介【演習(自治体経営論)Ⅰ~Ⅳ】

更新日:2022年4月1日 ページ番号:0007040

授業風景

演習(自治体経営論)Ⅰ~Ⅳ

企画立案の様子の写真
自治体及び鉄道会社と連携した、新しい観光をつくる観光ゼミでの企画立案の様子
旧秋山村(現上野原市秋山)における、地場野菜のカブを使用したジェラート開発の写真
旧秋山村(現上野原市秋山)における、地場野菜のカブを使用したジェラート開発

ネットの中では探せない
地域の現状を実際に自分の目で見て、課題と解決策を考え、
実践につなげていく授業。

 「演習(自治体経営論)」では、対象となる地域を訪れ、実際に目で見て課題を把握し、その解決に向けた提案を自治体や市民に行い、自治体や市民と連携して実践していきます。ネットには情報があふれていますが、たとえば高齢者がその地域で何に困っているのか、といったことは、実際に現地に足を運ばなければわかりません。私が学生たちに身につけてほしいのは「突破力」。社会に新しい価値を生み出すときには、法律や慣習、予算など、さまざまな壁があります。これからの社会を変えていく学生たちには、これらを突破する力を身につけてほしい。仲間とともに研鑽を重ねた先の新しい社会の姿を見てほしいと思います。

この講義を履修している先輩の声

 私は茨城県の出身なのですが、高校生の頃に震災復興に向けた取り組み、「水戸まちなかフェスティバル」にボランティアとして参加したことで、地域活性化ということに興味を持ちました。じゃあそもそも地域社会ってどういうこと?ということを考えるようになり、地域社会学科を選択しました。
 授業では実際に自分たちで具体的なプロジェクトを立ち上げ、その達成に向けてメンバーと日々奮闘しています。良くも悪くも、努力の分だけ結果は必ず返ってきます。だからこそ、プロジェクトが成功したときの喜びとやりがいはとても大きいです。卒論研究テーマや就活で悩んだ際、鈴木先生に私自身のやりたいことをやるのが一番だとおっしゃっていただき、焦らず自分のやりたいことと向き合ったことで、後悔のない選択をすることができました。

「演習(自治体経営論)Ⅰ~Ⅳ」ってどんな授業?

 少子高齢化・人口減少が進む地方で持続可能な社会を築くためには、これまでの公と民のあり方を見直し、互いに連携し合って、私たち一人ひとりが社会へ主体的に参画していくことが必要です。「演習(自治体経営論)」では、ゼミ生全員で、実社会におけるフィールド調査や体験を通じて地域の課題を発見し、その解決に向けた政策提案を自治体に行い、具体的なプロジェクトを立ち上げ、その実践活動の効果を検証します。また、地域再生・自治体経営に係る政策研究を行い、卒論のテーマを決めていきます。

鈴木 舞夢さん
鈴木 舞夢さん
地域社会学科